2007年03月20日

まずはタイトルから


前回、英語圏の文化を理解するのにキリスト教の知識があった方が良いということを書きました。
文学をはじめ芸術を理解する上でどうしても必要になってきます。
と言っても私も多少の知識しか持ち合わせていませんが。
まず、薄くて読みやすいものとしてハイネマンシリーズから一冊ご紹介します。

Z. for Zachariah (Heinemann Guided Readers)

キリスト教に関する話しではなく、内容は終末的なお話です。
キリスト教の知識が無いと理解できないものではありません。
タイトルに秘密が隠されています。
興味がある方はZachariahが何であるか調べてください。
Z for Zachariahという表現は"appleのa"のような言い回しです。
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2007年03月09日

はいチーズ


これまでご紹介した洋書は、外国人向けにリライトされたり、ネイティブの子供向けに書かれたものです。
実際にネイティブの大人が読むもので、それほど難しい単語が使われていず、読みがいのあるものとなると、なかなか選ぶのが難しいものです。
思いあたるのは次の本です。

Who Moved My Cheese?

大人の読むものとして非常に普遍的な内容を持つ本です。
人生指南の書というのが私の感想です。
手っ取り早いHow toものではありませんが、どのような立場にいる人にも示唆に富んだ内容であると言ってよいでしょう。
語学のために読むというより、英語で読んで読んだかいがあったと実感できる本だと思います。

日本でも売れた本ですので、翻訳も入手できます。
チーズはどこへ消えた?

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2007年02月26日

子供の読みもの


洋書の読みはじめの頃に読むものは、英語を勉強する外国人向けに書かれたものや、外国人向けにリライトされたものが読みやすいと思います。
しかし、ネイティブの子供向けに書かれたものはリズムや言葉の響きなど外国人向けのものとは少し違ったものがあるように思います。
ネイティブが書いているので、子供向けに書かれたものと差がないようですが、文体などに差が出るようです。
読者の年齢層からくる差とも言えるかもしれませんが。
英文を読んで、その差を感じられると次の作品を読みたいという気持ちになるものです。
私は、英語で文体の差が分かるほどリーディング力が高いわけではないのですが、それでも実際にネイティブの子供が読む文章の雰囲気が伝わってくる本があるのでご紹介します。

Spooky Teachers: "The Ghost Teacher", "The Frankenstein Teacher"

学校モノのお話です。
文体の差がよく分からない私にも、子供向けの本特有の文体が感じられます。
日本語の子供向けの本とも共通するような雰囲気があるのです。
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2007年02月14日

チョコづくし


今日は、バレンタインデーなので、チョコレートづくしで行きたいと思います。
すべて、ロアルド・ダールの同じ作品です。
ロアルドダールは児童文学の世界では有名な人です。
私は、たまに一つの作品でいろいろな素材を使い理解を深めるという方法をとっています。

まずは、洋書です。当然英語だけです。
Charlie and the Chocolate Factory (Puffin Novels)

自信のない方は翻訳もあります。もちろん日本語です。
分からない部分を読み比べるのに使えます。
チョコレート工場の秘密

映像素材でリスニング力も鍛えられます。
最近の映画のDVDです。
チャーリーとチョコレート工場

同じ作品で、古い方のDVDです。
夢のチョコレート工場

タイトルは微妙に違いますがすべて同じ作品です。
DVDは両方見る必要はないでしょう。好みで選んでください。

この作品だけが面白いというのではなく、入手しやすい洋書であること、素材がたくさんあることから選びました。
ストーリー展開は複雑なものではないので内容は追いやすいと思います。
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2007年02月10日

アマゾンに見る英米の違い


Amazon.co.jp洋書コーナーでもかなりの洋書が手に入ります。

しかし、中には本場アメリカやUKでしか手に入らないものもあるので、どうしても欲しい場合は直接購入することになります。
この場合、購入するということ自体にある程度英語力が必要になってきます。
今日は、AMAZONのサイトでアメリカ(Amazon.com)とイギリス(Amazon.co.uk)の違いを見てみたいと思います。
アメリカのサイトはUSAとは表記されていないのですが、区別のためUSAと呼ぶことにします。
よく、英語と米語の違いが取り上げられることがありますが、今日はちょっと違った観点から見てみます。
それぞれのサイトには次のような単語が使われています。

「配送」という表現について
USAの"shipping"に対してUKは"delivery"

「配達先」という表現について
USAの"address"に対してUKは"destinations"

多民族国家のUSAでは、より易しい単語が好まれているように思います。

「国内」という表現について
USAの"domestic"にたいしてUKは"UK"
これは、イギリスはご存知のようにEngland,Northern Ireland,Scotland,Walesの四つの国が集まっているので、国内と表記することで生じる誤解を避けているのではないでしょうか。
どこまで含むか、人によって受け取り方に差が生じる可能性があるからではないかと思います。

このように、単語一つとっても書き手の好みだけでなく政治的、文化的背景が現れているようです。
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2007年02月09日

猫魂


日本語を上手く使うということを書いてきましたが、文法により分析し正確に対応する日本語にすればするほど英語の語順からは離れることになります。
一度は品詞分解の過程を通った方が良いと思いますが、細かな文法知識が増えたら、それをシンプルに構成し直すと、意味内容も確認でき、実際のリーディングのスピードも上げて行けると思います。
次の本で、洋書を読んで行くコツがつかめると思います。

ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本

完全な洋書ではなく日本語で読解の仕方や日本語訳も書いてあります。
英語をシンプルに読んで行くという立場から書かれています。
犬派の人にもお勧めします。
posted by チーフ at 00:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 洋書

2007年02月01日

読みの確認


既に洋書の選び方などを紹介していますが、洋書を読み進める自信がないという方には日本語の解説付きの本から入るのも良いのではないでしょうか。

別宮貞徳著「不思議の国のアリス」を英語で読む

日本語でタイトルが書いてある訳ですから、この本自体は完全な洋書ではありません。
しかし、ワードレベルを抑えたリライトものの洋書よりこちらの英文の方が難しいかもしれません。
レベルを上げて行く時に自信がなければ、この本のように解説付きのものを読むと、どういう点に注意しながら読めば良いのか分かるようになると思います。
実は読めていなかったということが分かるかもしれません。
posted by チーフ at 00:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 洋書

2007年01月25日

ハイジ力(りょく)


易しい洋書を読もうと思っていて見つけたのがこの本です。
アニメ「アルプスの少女ハイジ」を見て育った世代としては、話しの内容は知っているので、あまり期待せずに手に取りました。

Heidi(Penguin Readers:Level 2)

薄いのにイメージを壊しません。
むしろ、易しい単語で書かれているのに、昔見たアニメの世界がよみがえってきました。
少女が山や街で暮らす話しですから、英語で世界観を作り上げて行くのには最適です。
アニメ、本、映画といろいろな素材が入手可能で、内容の面白さに引かれて読み進めてしまいます。
私はこれを「ハイジ力」と呼びたいと思います。
もっと読みたいという気持ちになり、次の本も買ってしまいました。

Heidi (Puffin Classics)

こちらはもっと厚くて単語も辞書を引かないと分からないものも出てきました。
ちょっと分からないものはidiomだったりします。
何が良いかと言うと、さんざん辞書を引いて救い様のないイラクの戦場が浮かび上がってくるよりも、アルプスの風景が浮かび上がってくる方が良いと思いませんか。
「岩がゴツゴツしている」など受験ではあまり出会わないような表現も出てきます。
原典はドイツ語だと思いますが、このレベルだと原典を読んでいるような感じです。

posted by チーフ at 00:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 洋書

2007年01月24日

洋書の選び方


洋書を読むのがはじめての方は、易しめのものを選んで、一冊全部を読んでみることから始めましょう。
その際、どんなものを選んだら良いかについて次のようなことが言われています。

:SFなどを避ける。
 架空の世界に関する造語などに詳しくなってもあまり語彙力が向上しないから。

:刑事ものを避ける。
 スラングや職業上の専門用語など用途が狭い言葉が多いから。
 (もちろん、以上のものを上達後に読んでも構いません)

そこで、はじめに読むとすれば次のような基準で選ぶと良いでしょう。

1 英語圏の子供向けのもの
2 英語を学ぶ外国人向けにワードレベルを抑えたリライトもの

その他、日常生活が舞台となるようなものは、即役立つ内容が出てくるので、内容も基準にすると良いと思います。

どんな本があるかは、機会を見て、少しずつ紹介して行きます。
posted by チーフ at 00:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 洋書
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